13-2. コンクリート技士試験 過去問 耐震設計の基本的な考え方

13. その他の一般的事項

こんにちは、コンクリート技士の皆さん。今回は、耐震設計の基本的な考え方について学んでいきましょう。日本は地震大国であり、コンクリート構造物の耐震性能を確保することは非常に重要です。耐震設計の目的は、地震時に構造物が倒壊せず、人命を守ることです。耐震設計の基本的な考え方を理解することは、コンクリート技士にとって必須の知識ですので、しっかりと身につけておきましょう。

耐震設計の基本的な考え方 コンクリート技士試験の類似問題

問1. 耐震設計で考慮すべき地震力として、適切でないものを選べ。

  1. 慣性力
  2. 風力
  3. 地盤の変位による力
  4. 構造物の変形による力

耐震設計の基本的な考え方 上記の問題の解答及び解説

正解は2です。耐震設計で考慮すべき地震力には、 慣性力  地盤の変位による力  構造物の変形による力 などがあります。慣性力は、地震時に構造物の質量に作用する力です。地盤の変位による力は、地盤の変形によって構造物に作用する力です。構造物の変形による力は、構造物自身の変形によって生じる力です。一方、風力は、耐風設計で考慮すべき荷重であり、耐震設計では直接的な考慮対象ではありません。

[st-kaiwa3] 耐震設計で考慮すべき地震力を理解することが重要です。 [/st-kaiwa3]

耐震設計の基本的な考え方 覚えておくべきポイント

  • 耐震設計では、 構造物の靭性 が重要である。
  • 耐震設計では、 構造物の塑性変形能力 が重要である。
  • 耐震設計では、 構造物の剛性 が重要である。
  • 耐震設計では、 構造物の強度 が重要である。

[st-kaiwa3] 耐震設計では、構造物の様々な性能を考慮する必要があります。 [/st-kaiwa3]

耐震設計の基本的な考え方 関連知識

耐震設計の基本的な考え方には、以下のようなものがあります。

  1. 許容応力度設計
  2. 終局強度設計
  3. 限界状態設計
  4. 性能設計

許容応力度設計は、構造物の応力が許容応力度以下であることを確認する設計方法です。終局強度設計は、構造物の終局強度が設計荷重以上であることを確認する設計方法です。限界状態設計は、構造物の使用限界状態と終局限界状態を考慮する設計方法です。性能設計は、構造物に要求される性能を満足することを確認する設計方法です。現在の耐震設計では、主に限界状態設計と性能設計が用いられています。

[st-kaiwa3] 耐震設計には、様々な設計方法があります。 [/st-kaiwa3]

耐震設計の基本的な考え方 復習問題とその解答

問1. 限界状態設計で考慮する限界状態として、適切でないものを選べ。

  1. 使用限界状態
  2. 終局限界状態
  3. 疲労限界状態
  4. 修復限界状態

正解は4です。限界状態設計では、 使用限界状態  終局限界状態 を考慮します。使用限界状態は、構造物の使用性や機能性に関する限界状態です。終局限界状態は、構造物の安全性に関する限界状態です。 疲労限界状態 は、繰り返し荷重による疲労破壊に関する限界状態ですが、一般的な限界状態設計では直接的な考慮対象ではありません。修復限界状態は、限界状態設計で用いられる用語ではありません。

[st-kaiwa3] 限界状態設計で考慮する限界状態を理解することが重要です。 [/st-kaiwa3]

耐震設計の基本的な考え方 まとめ

耐震設計の目的は、地震時に構造物が倒壊せず、人命を守ることです。耐震設計では、慣性力、地盤の変位による力、構造物の変形による力などの地震力を考慮する必要があります。また、構造物の靭性、塑性変形能力、剛性、強度などの性能を考慮することが重要です。耐震設計の方法には、許容応力度設計、終局強度設計、限界状態設計、性能設計などがあり、現在は主に限界状態設計と性能設計が用いられています。試験対策としては、耐震設計の基本的な考え方と設計方法の要点をしっかりと押さえておくことが大切です。

[st-kaiwa3] 耐震設計の基本的な考え方を理解し、試験に臨みましょう。 [/st-kaiwa3]

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