こんにちは、コンクリート技士試験の受験生の皆さん。 今回は、フレッシュコンクリートの試験方法について解説します。 フレッシュコンクリートの性状を適切に評価することは、コンクリートの品質管理に欠かせません。 試験勉強と仕事の両立は大変かもしれませんが、ここで紹介する内容を理解することで、 フレッシュコンクリートの試験方法が身につくはずです。一緒に頑張りましょう!
フレッシュコンクリートの試験方法 コンクリート技士試験の類似問題
問題:フレッシュコンクリートの試験項目と試験方法の組合せとして、適切でないものを選べ。
- スランプ試験 – JIS A 1101
- 空気量試験 – JIS A 1128
- 単位容積質量試験 – JIS A 1116
- ブリーディング試験 – JIS A 1123
フレッシュコンクリートの試験方法 問題の解答及び解説
正解は4です。 スランプ試験はJIS A 1101、空気量試験はJIS A 1128、単位容積質量試験はJIS A 1116に規定されています。 これらの試験方法は、フレッシュコンクリートの代表的な試験項目であり、 コンクリートの品質管理に広く用いられています。 一方、ブリーディング試験の試験方法は、JIS A 1123ではなく、JSCE-F 502に規定されています。 ブリーディング試験は、フレッシュコンクリートの品質管理項目の一つですが、 必ずしも全てのコンクリートで実施されるわけではありません。
[st-kaiwa3] フレッシュコンクリートの代表的な試験項目と試験方法を理解することが重要 [/st-kaiwa3]
フレッシュコンクリートの試験方法 覚えておくべきポイント
- スランプ試験は、コンクリートの流動性を評価する
- 空気量試験は、コンクリートの耐凍害性に関係する
- 単位容積質量試験は、コンクリートの配合設計に用いられる
- フレッシュコンクリートの試験は、練混ぜから速やかに実施する
フレッシュコンクリートの試験結果は、施工性や強度発現性に影響する
フレッシュコンクリートの試験方法 関連知識
- スランプフロー試験は、高流動コンクリートの充填性を評価する
- 凝結時間試験は、JIS A 1147に規定されている
- ブリーディング量が多いと、表面の仕上げが困難になる
- フレッシュコンクリートの試験結果は、レディーミクストコンクリートの納入伝票に記載される
フレッシュコンクリートの試験方法 復習問題
問題:スランプ試験の手順として、適切でないものを選べ。
- スランプコーンを水平な面に置く
- スランプコーンにコンクリートを2層に分けて詰める
- 各層を25回ずつ突き棒で突く
- スランプコーンを垂直に引き上げ、コンクリートの沈下量を測定する
正解は2です。 スランプ試験の手順は、以下の通りです。
- スランプコーンを水平な面に置く
- スランプコーンにコンクリートを3層に分けて詰める
- 各層を25回ずつ突き棒で突く
- スランプコーンを垂直に引き上げ、コンクリートの沈下量を測定する
[st-kaiwa3] スランプ試験では、コンクリートを3層に分けて詰め、各層を25回ずつ突き棒で突くことが規定されています。 コンクリートを2層に分けて詰めると、試験結果に影響を与える可能性があります。 [/st-kaiwa3]
フレッシュコンクリートの試験方法 まとめ
フレッシュコンクリートの試験方法は、コンクリートの品質管理に欠かせない重要な項目です。 スランプ試験、空気量試験、単位容積質量試験などの代表的な試験項目と試験方法を理解し、 適切に実施することが求められます。 フレッシュコンクリートの試験結果は、施工性や強度発現性に影響を与えるため、 試験結果を適切に評価し、必要に応じて配合修正や施工方法の改善を行うことが重要です。
[st-kaiwa3] フレッシュコンクリートの試験方法を理解し、適切に実施・評価することがコンクリートの品質管理に重要 [/st-kaiwa3]
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