11. 特殊なコンクリート

11-3. コンクリート技士試験 過去問 水中コンクリートの特徴と適用例

こんにちは、コンクリート技士の皆さん。今回は、水中コンクリートについて学んでいきましょう。水中コンクリートは、水中での施工が可能なコンクリートであり、港湾構造物や橋梁の基礎などに用いられています。特殊な施工方法が必要となるため、試験でも頻出の分野です。しっかりと理解しておきましょう。

水中コンクリートの特徴と適用例 コンクリート技士試験の類似問題

問1. 水中コンクリートの特徴として、適切でないものを選べ。

  1. 水中での分離抵抗性が高い
  2. 流動性が高い
  3. 水和熱が小さい
  4. 凝結時間が長い

水中コンクリートの特徴と適用例 上記の問題の解答及び解説

正解は3です。水中コンクリートは、水中での分離抵抗性を高めるために、 高性能AE減水剤を使用し、流動性を高くする 必要があります。また、水中での施工のため、 凝結時間を長くする ことで、打設時のコンクリートの流動性を確保します。ただし、水和熱については、特に考慮する必要はありません。

Rikisei
水中コンクリートは、分離抵抗性と流動性が重要な特徴です。

水中コンクリートの特徴と適用例 覚えておくべきポイント

  • 水中コンクリートは、 水中での分離抵抗性が高い ことが特徴である。
  • 水中コンクリートは、 流動性が高い ことが必要である。
  • 水中コンクリートは、 凝結時間が長い ことが特徴である。
Rikisei
水中コンクリートの特徴を理解することが重要です。

水中コンクリートの特徴と適用例 関連知識

水中コンクリートの適用例としては、以下のようなものがあります。

  1. 港湾構造物の基礎
  2. 橋梁の基礎
  3. ダムの補修工事
  4. 海底トンネルの構築
Rikisei
水中コンクリートは、水中での施工が必要な構造物に適用されています。

水中コンクリートの特徴と適用例 復習問題とその解答

問1. 水中コンクリートの施工方法として、適切なものを選べ。

  1. ポンプ工法
  2. トレミー工法
  3. プレパックドコンクリート工法
  4. VC工法

正解は2です。水中コンクリートの代表的な施工方法は、 トレミー工法 です。トレミー管を用いて、コンクリートを水中に打設する方法で、コンクリートの分離を防ぐことができます。

Rikisei
トレミー工法は、水中コンクリートの代表的な施工方法です。

水中コンクリートの特徴と適用例 まとめ

水中コンクリートは、水中での分離抵抗性と流動性を高めた特殊なコンクリートです。凝結時間を長くすることで、水中での施工を可能にしています。港湾構造物や橋梁の基礎など、水中での施工が必要な構造物に適用されており、トレミー工法が代表的な施工方法です。試験対策としては、水中コンクリートの特徴と適用例、施工方法をしっかりと理解しておくことが重要です。

Rikisei
水中コンクリートの特徴と適用例、施工方法を理解し、試験に臨みましょう。

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