7-1. コンクリート技士 過去問 レディーミクストコンクリートの製造方法

7. 製造・品質管理・検査

コンクリート工事の品質確保のために、レディーミクストコンクリートの製造方法を理解することは非常に重要です。ゼネコンや設計事務所、コンクリート関連会社で働く技術者の皆さん、一緒にレディーミクストコンクリートの製造方法について学んでいきましょう!

レディーミクストコンクリートの製造方法 コンクリート技士試験の類似問題

問1. レディーミクストコンクリートの製造に関する記述として、適切なものはどれか。

  1. 骨材の表面水率は、出荷前に必ず測定しなければならない。
  2. 混和剤は、材料を投入する前にミキサに入れる。
  3. 練混ぜ時間は、JISで定められた時間よりも短くてもよい。
  4. ミキサの練混ぜ効率は、定期的に確認する必要がある。

レディーミクストコンクリートの製造方法 上記の問題の解答及び解説

正解は4番です。

  1. 骨材の表面水率は、必ずしも出荷前に測定する必要はありません。しかし、 配合計画で設定した値から大きく変動した場合は、配合を調整する必要があります。
  2. 混和剤は、通常、水や他の材料と同時にミキサに投入します。材料を投入する前に入れると、ミキサ内に付着するなどして、所定の効果が得られない可能性があります。
  3. 練混ぜ時間は、JISで定められた最小時間以上とする必要があります。これより短いと、材料が十分に混ざらず、品質が確保できません。
  4. ミキサの練混ぜ効率は、定期的に確認し、必要に応じてミキサの調整や補修を行う必要があります。 これにより、常に安定した品質のコンクリートを製造することができます。

[st-kaiwa3] レディーミクストコンクリートの品質は、製造工程の管理が大きく影響します。 [/st-kaiwa3]

レディーミクストコンクリートの製造方法 覚えておくべきポイント

  • レディーミクストコンクリートの製造は、JIS A 5308に基づいて行われる。
  • 材料の計量は、質量による方法が基本である。
  • 練混ぜは、強制練りミキサを用いて行い、JISで定められた練混ぜ時間以上とする。
  • 製造されたコンクリートは、品質が確認されてから出荷される。

レディーミクストコンクリートの製造方法 関連知識

レディーミクストコンクリートの製造工程は、以下の通りです。

  1. 材料の受入れ・貯蔵
  2. 材料の計量
  3. ミキサへの材料の投入
  4. 練混ぜ
  5. 品質管理試験
  6. 出荷

[st-kaiwa3] 各工程での適切な管理が、高品質なレディーミクストコンクリートの製造に繋がります。 [/st-kaiwa3]

レディーミクストコンクリートの製造方法 復習問題とその解答

問1. レディーミクストコンクリートの製造に関する記述として、不適切なものはどれか。

  1. 骨材の品質は、製造工程に大きな影響を与える。
  2. セメントは、サイロで保管することが一般的である。
  3. 材料の計量は、すべて容積による方法が基本である。
  4. 練混ぜ水は、品質が確認されたものを使用する。

正解は3番です。レディーミクストコンクリートの材料の計量は、 質量による方法が基本 となります。これは、材料の比重や含水状態などの影響を受けにくく、正確な計量が可能なためです。

レディーミクストコンクリートの製造方法 まとめ

レディーミクストコンクリートの製造方法について理解することは、コンクリート工事の品質確保に直結します。 適切な材料管理、計量、練混ぜ、品質管理試験の実施 が、高品質なレディーミクストコンクリートの製造には不可欠です。これらの知識を活かして、現場での施工管理に取り組んでいきましょう。

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